どうも、ユウジです。
GEMFOREXでは追加で口座を開設することができるが、複数口座を持つ意味はあるのか疑問はないだろうか?
実は複数口座を使い分け、活用することで様々なメリットが得られる。
今回はGEMFOREXで作ることができる追加口座の種類や、複数口座を利用した活用例を紹介していこう。
GemForexで開設できる口座タイプ一覧表
はじめに、Gemforexで作れる口座のタイプを一覧で紹介する。
口座タイプ | オールインワン | ロースプレッド | レバレッジ5000倍 |
基本通貨 | 円/米ドル | 円/米ドル | 円 |
スプレッド | 1.1pip~ | 0.0pip~ | 1.1pip~ |
ロット数 | 0.01~ | 0.01~ | 0.01~ |
チケット単位のロット制限 | 50Lot | 50Lot | 50Lot |
レバレッジ XPTUSDのみ200倍 | 1000倍 | 1000倍 | 5000倍 |
最低入金額 | 5,000円 | 30万円 | 入金上限10万円 |
予約注文 | 指値/逆指値 | 指値/逆指値 | 指値/逆指値 |
手数料 | 無料 | 無料 | 無料 |
自動売買 | 可 | 不可 | 不可 |
ボーナス | 利用可能 | 利用不可 | 利用不可 |
※MT4・MT5を含めて、リアル口座は1人につき最大5口座まで
ボーナスや自動取引が使えるオールインワン口座の他に、ハイレバレッジ取引ができる口座や、ロースプレッドな口座など様々な特徴の口座が揃っている。
取引スタイルや、異なる通貨ペアを扱う取引によって口座を使い分けることで、運用実績や資産の状況が格段に管理しやすくなる。
複数口座を持つメリットはこれだけではない。
これから複数口座を持つメリットの紹介と、初めて複数口座を持つことで感じるであろうデメリットを解説していこう。
GEMFOREXの口座を複数持つメリット・デメリット
海外FXで複数口座を持つメリット
短期or長期トレードのスタイル別の使い分けが簡単になる
FXのトレードスタイルは、主に短期トレードと長期トレードの2つに分けられる。
大きく異なる2つのトレードスタイルを1つの口座で取引を行うと、各ポジションの状況確認や管理がややこしくなる。
相場の状況によっては短期で取引したいが、長期の視点でもポジションを取っておきたい。
逆に、長期でポジションを保有しているが、短期的な押し目買いや戻り売りがしたい場合に、複数口座の管理が使える。
追加口座を作り、長期と短期で口座を分けることで、間違って逆のポジションを操作してしまう心配もないし、資金の管理がしやすく取引に集中することができる。
ハイレバ用・安定資産用などの使い分けに便利
GEMFOREXでは*1最大1000倍のレバレッジをかけた取引が可能だ。
日本のサービスと違いレバレッジが大きく、多額の利益を得られる反面、元手を失うリスクもある。
GEMFOREXにはゼロカットがあるので、口座資金以上のマイナス損失になることはないが、資金が溶けることには変わりない。
そこで、安全で堅実な取引と、リスクを取った大きな取引で口座を分けることで、資産のポートフォリオを守りながら投資先を充実させていくことが必要だ。
投資の鉄則である「卵を同じカゴに盛るな」の理論だ。
*1GEMFOREXには限定300口座でレバレッジ5000倍の口座もある。
自動売買・裁量トレードで口座を分けられる。
専業でトレードができない会社員の人は、仕事中の取引を行えない間も相場が気になるだろう。
今取引を続けるチャンスなのに、仕事でトレードできない……といったもどかしいタイミングが必ずあると思う。
かつての自分がまさしくそうだった。
GEMFOREXの追加口座を開設して、自動売買の口座と裁量トレード用の口座を使い分けることで、仕事で取引ができない間も資産運用をし続けることをができる。
自動売買システムやミラートレードなどを使ったシステムトレードに興味がある人にもおすすめで、基本的には自分で相場を見て取引を行う裁量トレードをしつつも、別の口座で自動トレードを始めることができる。
システムごとに口座を分けて運用・管理することで、現状把握とスムーズに分析ができるように仕組みを作っておくと後が楽になるだろう。
GEMFOREXの自動取引についてはこちらの記事を確認してもらいたい。

個人取引・法人取引で取引口座を分ける
はじめから法人として取引を行っている人には関係ない話だが、Gemforexでは個人口座と法人口座で使い分けることができる。
今は個人として取引している人も、利益が大きくなってくると、税金面から個人から法人の事業として切り替えるフェーズになるだろう。
今までの個人事業を法人成りせず、別法人を立ち上げて取引したい人は追加口座を作ることで、個人口座と法人口座をわけて取引することもできる。
Gemforexでは法人口座を開設するために次の3つの書類が必要になる。
法人口座開設に必要な書類
- 会社登記簿謄本
- 代表者の身分証明書のコピー(運転免許証やパスポートなど)
- 代表者が自分の身分証明書を持って写っている、大きく鮮明なセルフィー画像
GEMFOREXで法人口座を開設する手順については、下の記事で詳しく説明している。

口座を通貨ペアごとに使い分けができる
複数の通貨を持っている人、日本円と外貨での収入がある人は、通貨ペア別に口座を分けて取引を行うことで、複数の通貨の管理がしやすくなる。
各通貨の資産を充実させていくことで、世界中の不況リスクに備えることができるだろう。
今は日本円しか持っていないけど、資産が増えて来たら通貨を分散して別口座でそれぞれ運用していく……ということも視野に入れていくのがおすすめだ。
その他にもこんなメリットが!
- 複数口座でも入金ボーナスはもらえる
- 情報やノウハウが増える
追加した口座に新規口座開設ボーナスは対象外だが、入金ボーナスは複数口座で受け取ることができる。
ロースプレッド口座とレバレッジ5,000倍口座では、入金ボーナス対象外なので入金ボーナスも欲しい場合は口座を追加開設の際に、オールインワン口座を選択するようにしよう。
複数口座を持つことによって、追加した口座で今まで行わなかった取引を始めたり、管理が楽になり分析と取引により集中できるようになるなどして相場から得られる情報・ノウハウが増える。
FXにおける市場で得る情報量の差は、より多くの利益を生み出す要因になる。
実験的な取引を試す場としても複数口座を開設して少額で運用していくことで、新たな発見につながるだろう。
海外FXで複数口座を持つデメリット
複数口座間の両建ては禁止
A口座では買いポジション、B口座では売りポジションといったような複数口座間で両建てをすることはできない。
複数口座を利用した両建ての手法はGemforexだけでなく他のFXサービスでも禁止されているので、注意したいポイントだ。
また、Gemforexでは「同ー口座内の両建て」が認められているので両建てで取引をしたい人は一つの口座内で行おう。
両建てとは?
1つの通貨ペアの買いポジションと売りポジションを両方同時に持つこと。
新規開設ボーナスは1度しかもらえない
新規開設ボーナスは、初回の口座開設時のみ受け取ることができる。
追加した口座にもボーナスを得ようと不正を行うと、出金拒否や口座凍結などのペナルティが課せられることがあるので絶対にやめよう。
口座を使わないままだと手数料が発生する
Gemforexでは、90日以上取引がない口座に対し年4回、1,500円(ドル建て口座は15ドル)の口座維持手数料が発生する。
口座維持手数料が発生するタイミングは、1月1日・4月1日・7月1日・10月1日の年間4回だ。
Gemforexの口座で取引せずに1年間放置すると「凍結口座」に変わり、取引ができなくなる。
また取引したい場合はGemforexのマイページから新しい追加口座を開設し直そう。
一定期間取引を行っていない口座を通称「休眠口座」と呼ばれるが、Gemforexでは厳密に言うと休眠口座という扱いはない。
ちなみに、口座残高が0円の場合は口座維持手数料がかからないから、しばらく口座を利用しないならあらかじめ全額出金しておくことをおすすめする。
複数口座のメリット・デメリットの総括
複数口座のメリットとしては、「長期投資やEAはオールインワン口座」、「短期投資は取引回数が多いためスプレッドの小さいノースプレッド口座で」……
というように、複数の口座を開設することで投資の期間やトレード方法によって最適な口座を使い分けることができる。
対して複数口座を持つデメリットは、それぞれの口座の資金管理をしないといけないので、手間が増えてしまうことだ。
複数の口座からまとめて出金する場合、お財布口座に一旦資金を移動させてから出金する必要がある。
逆に言えば、他にデメリットがないので、複数口座を開設することはメリットの方が大きいのではないかと考えられる。
複数の口座をうまく活用して、もっと便利にGEMFOREXを利用してみよう。
GEMFOREXの複数口座の活用例
複数の口座はどのように使い分けるのか良いか、おすすめの活用例を紹介する。
投資期間で口座を分ける場合の例
・長期投資=オールインワン口座
・短期投資=ノースプレッド口座
トレードスタイルで口座を分ける場合の例
・裁量トレード=ノースプレッド口座
・自動売買=オールインワン口座もしくはミラートレード専用口座
通貨ペアで口座を分ける場合の例
・USD/JPY=ノースプレッド日本円口座
・EUR/USD=ノースプレッドUSD口座
このように、トレードの通貨やスタイルに応じて口座を選んでみよう。
各口座の比較については、口座開設の記事を見てほしい。

GEMFOREXの2つ目以降の追加口座を開設する手順
ここからは、複数口座を作成する手順を説明していく。



「追加申請が完了しました」と表示されれば完了だ。
なお追加口座を開設できるのは、1人4つまでとされている。
また、MT4のノースプレッド口座やMT5のノースプレッド口座は2つ以上開設することができない。(MT4・MT5各1口座まで)
GEMFOREXの口座間の資金移動方法
GEMFOREX内に複数の口座を保有している人は、口座間の資金移動が必要になる可能性がある。
口座間の資金を移動する方法についても解説していこう。
「追加口座のお申し込み」の下にある「保有口座間の資金移動」の欄から手続きを行う。

- 移動元の口座を選択
- 移動先の口座を選択
- 移動金額を移動元口座の通貨で入力する
ただし、ノースプレッド口座は同じタイプの口座間しか移動することができない。
資金移動の例
○オールインワン口座→オールインワン口座
○ノースプレッド口座→オールインワン口座
✗ノースプレッド口座→ノースプレッド口座
また、資金移動を行うと移動元口座のボーナスは消えてしまうので、資金を移動させる前に確認しておこう。
④確認事項にチェックを行い、「上記内容にて資金移動する」をクリックする
GEMFOREXで複数口座を持つ時の注意点
資金移動・口座からの出金でボーナスがなくなる
Gemforexでは、追加した口座間で資金移動したり出金したりすると、全口座のボーナスがなくなる。
例)
口座A | 口座B |
残高10万円+ボーナス10万円 | 残高5万円+ボーナス5万円 |
口座Aから口座Bに残高の5万円を資金移動した場合
口座A | 口座B |
残高5万円 ・ボーナス10万円が消失 | 残高10万円 |
となります。
資金移動や出金する場合はタイミングをよく考えて行おう!
ロースプレッド口座は2つしか開設できない
GemForexではスプレッドが業界トップレベルで狭いロースプレッド口座がある。
このロースプレッド口座の開設は1人につきMT4の1口座・MT5の1口座で計2口座までになる。
一度削除した口座は復元できない
必要なくなり、削除したがまた元に戻したくなっても以前の口座は復元できない。口座を追加したい場合は、また新たに口座を開設する必要がある。
不要になった口座を削除する方法(口座の解約)
GemForexユーザーマイページから口座を削除する事が可能だ。
まとめ
GEMFOREXは複数の口座を使い分けることで、トレードスタイルに適した口座を利用することができる。
長期投資や短期投資で口座を分けたい人や、自動売買も裁量トレードもしたい人は2つ目の口座を開設してみよう。
「まだ1つも口座を開設していない!」という人は、こちらのページで開設を済ませておこう。
