どうも、ユウジです。
これを読んでいる人は、おそらくGEMFOREX(ゲムフォレックス)のレバレッジ5000倍口座が気になっている人だろう。
わかる、僕も最初に知った時は「どんな口座だよ!」と思った。
実はこの口座、なかなか奥が深いから気になっている人はぜひ最後まで読んでほしい。
GEMFOREXのレバレッジ5000倍口座とは?

GEMFOREXのレバレッジ5000倍口座とは、通常の口座だと1,000倍の最大レバレッジが5,000倍まで引き上がった口座のことである。
その他、レバレッジ5000倍口座の仕様は下の表にざっくりまとめている。
レバレッジ5000倍口座の基本仕様
内容 | |
---|---|
最大レバレッジ | 5000倍 |
基本の取引通貨 | 日本円 |
プラットフォーム | MT4、MT5 |
スプレッド | オールインワン口座と同じ |
取引手数料 | 無料 |
EA | 利用不可 |
ミラートレード | 利用不可 |
ボーナス | 利用不可 |
ゼロカットシステム | あり |
入金上限額 | 10万円 |
利益の条件 | 100万円 |
最小ロット数 | 10lot |
最大ロット数 | 30lot |
この中から、注目すべきポイントや注意点を紹介していこう。
レバレッジ5000倍口座で取引するメリット

レバレッジ5000倍口座だが、取引することでこのようなメリットがある。
レバレッジ5000倍口座のメリット
- 少ない自己資金でハイレバレッジトレードできる
- 追証なしでトレードできる
- 通常の口座と同じスプレッドでトレードできる
- スキャルピング、両建てが禁止されていない
少ない自己資金でハイレバレッジトレードできる
レバレッジ5000倍口座は、ハイレバレッジでトレードすることによって、少ない自己資金でもそれなりの数量を取引することができることだ。
ざっくりとした計算になるが、1万円あれば5,000万円分もの取引が可能になる。
1回のトレードで大きな利益を狙えるのは、他の海外FX業者にはないメリットだ。
追証なしでトレードできる
ハイレバレッジでトレードすると、損失が大きくなりすぎて0円を下回る可能性が出てくる。
国内のFX業者だと、損失が0円を下回った時に「追証」といって追加で証拠金を支払わないといけない。
しかし、GEMFOREXには証拠金を上回る損失分を補填する「ゼロカットシステム」という制度があるから、追証のリスクなしでトレードすることができる。
追証なしのゼロカットシステムは、レバレッジをかけてトレードする人からすると、神システムだといえるだろう。
通常の口座と同じスプレッドでトレードできる
レバレッジ5000倍口座は、GEMFOREXで最も開設されているオールインワン口座よりもスプレッドが広いのかと思いきや、同じスプレッドでトレードすることができるのだ。
しかも、取引手数料もかからない。
オールインワン口座と同じ条件で、よりハイレバレッジの取引することができる。
普段からオールインワン口座を使う人からすると、スプレッドや手数料でためらう必要なないだろう。
スキャルピング、両建てが禁止されていない
レバレッジ5000倍口座でも、スキャルピングや両建ては使用OKだ。
普段から両建てでリスクヘッジしながらトレードする人は、安心して使うことができるだろう。
レバレッジ5000倍口座で取引するデメリット
逆に、レバレッジ5000倍口座を使うデメリットについても見ていきたい。
- CFD取引はできない
- 入金は一度オールインワン口座を経由する必要がある
- 自動売買ツールは使用できない
- ロースプレッド口座の利用者にとってはスプレッドが広く感じる
CFD取引はできない
レバレッジ5000倍口座は、原油や株式指数といったCFDに分類される銘柄の取引ができない。
ただし、ゴールド(XAUUSD)やシルバー(XAGUSD)は為替に分類されるので、取引することができる。
普段は原油や株式指数をメインで取引している人にとっては、使いどころのない口座かもしれない。
入金はオールインワン口座を経由してから
自分の銀行口座からレバレッジ5000倍口座へは、直接入金することができない。
一度、オールインワン口座へ入金してからレバレッジ5000倍口座へ資金移動する必要がある。
資金移動自体に手数料はかからないが、取引までにワンステップ挟む必要があるので少々面倒かもしれない。
自動売買ツールは使用できない
レバレッジ5000倍口座は、EAやミラートレードといった自動売買ツールを使用してトレードができない。
つまり、裁量取引でないと取引できない…ということだ。
GEMFOREXのロースプレッド口座はスプレッドが狭い代わりに自動売買できない制約があるが、レバレッジ5000倍口座は、ハイレバレッジでのトレードを認める代わりに自動売買できない制約がある。
普段はEAやミラートレードをメインに取引している人は、必要のない口座かもしれない。
ロースプレッド口座の利用者にとってはスプレッドが広く感じる
さっき、メリットの方でスプレッドが広くなるわけではない…と説明していたが、それはオールインワン口座を使っている人にとってはの話だ。
普段はロースプレッド口座を使って取引している人からすると、スプレッドが広くなったと感じるかもしれない。
ハイレバレッジのトレードをしたい人にとっては、スプレッドがどのぐらいかを確認しておくことをおすすめする。
レバレッジ5000倍口座を開設する方法
ここからは、レバレッジ5000倍口座の開設手順を見ていこう。
レバレッジ5000倍口座は、GEMFOREXでリアル口座を開設していることが必須条件である。
まだ開設していない人は、下のページを参考に開設しておいてもらいたい。

レバレッジ5000倍口座開設方法
口座開設後に届くメールに口座番号が記載されているので、記載の情報をもとにMT4にログイン
すれば準備完了だ。
MT4へのログイン方法は、次のページを参考にしてほしい。

レバレッジ5000倍口座の必要証拠金・ロスカット計算方法
レバレッジ5000倍口座を使う前に必ず確認しておきたい、必要証拠金を計算する方法について見ていこう。
必要証拠金の計算方法
例として、GEMFOREXで10万通貨取引する場合の必要証拠金を計算してみよう。
レバレッジ倍数 | 必要証拠金 |
---|---|
1倍 | 1,430,000円 |
1000倍 | 14,300円 |
5000倍 | 2,860円 |
※1ドル143円で計算
なんと、レバレッジ5000倍口座なら、証拠金わずか2,860円で、1ロット(約1430万円)の取引が可能になる。
ロスカットの計算方法
ロスカットされる金額も計算してみよう。
レバレッジ5000倍口座は、証拠金維持率20%以下で強制ロスカットとなってしまう。
口座残高が10万円で、1ドル140円の通貨を取引する場合、ロスカットとなる口座残高とレートは次の通りになる。
レバレッジ1,000倍…2,860円(14,300円の20%)
レバレッジ5,000倍…572円(2,860円の20%)
上の残高を下回ると強制ロスカットになる。
じゃあ、何円下がったらロスカット基準の残高を下回るのか?
1ドル143円のドル円を10万通貨買った場合は、1円下落したら10万円の損失が出る。
ということは、レバレッジ5000倍だと必要証拠金が2,860円→572円になるには2,288円の損失でロスカットとなる。
ロスカットとなる損失額の計算方法
必要証拠金ーロスカットとなる口座残高=ロスカットとなる損失額
(2,860円ー572円=2,288円)
レート上だと…
2,288円÷10万通貨=0.02288円
つまり、レバレッジ5000倍だと証拠金10万円で10万通貨買ったら0.02288円下落すると強制ロスカットとなる。(142.978円)
ここまででドル円の取引をしている人は、あることに気づくのではないだろうか。
ドル円は、1日0.5円変動する日もある。
証拠金10万円で10万通貨を取引すると、秒でロスカットになる可能性がある…ということだ。
レバレッジ5000倍口座で取引する注意点
レバレッジ5000倍口座を使って取引を行う前に、注意しておきたいポイントを紹介しておこう。
- 強制ロスカットに注意
- ボーナスの消滅に注意
強制ロスカットに注意
追証なしでトレードできるといっても、証拠金維持率が20%以下になるまで含み損を抱えると、残高が0円になる可能性がある。
強制ロスカットで資産を失わないよう、証拠金維持率には注意しておく必要がある。
ボーナスの消滅に注意
オールインワン口座からレバレッジ5000倍口座へ資金を移動する際、入金ボーナスが付与されている場合は、レバレッジ5000倍口座へ資金移動した時点で移動させた金額と同じ比率のボーナスが消えてしまう。
レバレッジ5000倍口座へ資金を移動させるなら、消滅しても良いボーナスか改めて確認しておくことをおすすめする。
まとめ
レバレッジ5000倍口座は、追証なしのゼロカットシステムがあり、よりハイレバレッジのトレードに挑戦しやすいだろう。
強制ロスカットに注意して、ハイレバレッジの取引をはじめでみてはいかがかな?